エコキュートで節約しながら賢く使うポイントとは?
- 2017/11/21
- エコキュート
高効率給湯器のエコキュートを使っている場合、エコや節約の意識が高い家庭が多いのではないでしょうか。エコキュートをできるだけ節約効果を高めて使うポイントについて紹介していきましょう。
■エコキュートの節約ワザ
<お湯をあまり使わない時は沸き増しOFF>
エコキュートは少ない電力でお湯を沸かす仕組みを備えていますが、夜間の低価格単価の電力を使うことで、特に電気料金の節約ができています。
2017年東京電力のスマートライフプラン利用の場合でも、深夜1:00~早朝6:00の電力単価が17.46円なのに対し、それ以外の時間帯では25.33円です。
電気料金が高い時間帯に、沸きまししないのがよいでしょう。
<季節ごとにモードを使い分け>
各メーカー機種によりますが、エコモードなど設定がついていることが多いです。空気の熱を取り出して使うヒートポンプでは、冬場に電力量が上がりやすくなります。
<高温足し湯をうまく使う>
深夜沸かしたお湯の熱を熱交換器で伝える省エネ型の追い焚きシステムが採用されている場合もありますが、高温足し湯の方が、電力消費が少ないものです。
浴槽のお湯の沸かし直しより、新たにお湯張りしたほうが電気代はかかりません。
<電力契約を最適プランにする>
東京電力では、2017年11月1日から、電気料金の見直しが行われました。
電力自由化で、ポイントサービスでお得になる事業者、基本料金なしのプランを設けている事業者などがあります。
最適プランの変更で、電気料金が安くなるケースがありそうです。
(参考)東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2017/pdf/171006j0101.pdf
■エコキュートの悩み
エコキュートは貯湯タンクに沸かしたお湯を使うスタイルです。
シャワーや入浴、洗い物などに使うだけなら、40℃~45℃の温度があれば十分です。
しかし、レジオネラ菌などの繁殖を抑えるためには、55℃~60℃で使うのが良いそうです。
また、家を建てた頃には4人家族で暮らしていたのが、子どもたちが独立して夫婦のみになった場合には、タンクの容量を持て余してしまうケースもあります。
入れ替えの場合にタンク容量のサイズダウンや、ガスへの変更など検討したほうが、良い場合がでてきます。
■電気代や使い勝手に不満を感じるなら…
どんな給湯器を使うのがベストなのかは、必要とするお湯の量、時間帯、設置条件、導入費用などのバランスを見て決めなければなりません。
特に、設置条件は、給湯器の設置工事をする業者に直接見積もりしてもらわなければ、工事費用がはっきりしません。
給湯器の燃費が気になりだしたら、入れ換え時が近づいているのかもしれません。
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