エアコンの運転音がうるさい!

暑い日が続くと、エアコンは毎日フル稼働ですね。そんな時気になるのがエアコンの運転音。ひどい場合にはテレビのボリュームを大きくしなくてはいけなかったり、夜中に気になってぐっすり休めなかったり…。エアコンの運転音が気になるときにチェックしておきたいポイントを紹介しましょう。

■フィルターの掃除は定期的にしていますか?

エアコン冷房では、吸い込んだ空気を熱交換機で冷やして室内に送り出しています。
吸気、排気がスムーズに行われないと機械に負担がかかり、運転音が大きくなりがちです。
エアコンのカバーを押し上げると、中に大きな網戸のようなフィルターでカバーされている部分が露出します。
この部分にほこりがたまって、空気の通りが悪くなり、運転音が大きくなります。
脚立など足場と掃除機を用意し、掃除機でたまったほこりを吸い取りましょう。
高いところでの作業になりますから、フィルターを露出させ、掃除機の継ぎ手をうまく使って、下から掃除機をかけるコツをつかんでおくと、普段の掃除でもフィルター掃除がしやすくなりますね。

■頑固な汚れはフィルターの水洗い

それでも目詰まりが取れない場合には、はずして水洗いをするとよいです。
水洗いするつもりの時にも、あらかじめ掃除機をかけてから、作業をすすめましょう。
いきなりフィルターをはずすと、部屋の中にほこりが舞い、今までガードしていた本体の中にもほこりがついてしまいます。
掃除機をかけたら、フィルターの表示やツメに気を付けながらゆっくりはずします。
お風呂場での作業がおすすめです。
フィルターの内側から外側にシャワーの水流をあて、汚れを押し出すイメージで洗っていきます。
取扱説明書で台所洗剤などの使用可であれば、洗剤を歯ブラシや綿棒につけて軽くこするときれいになります。
シャワーでよくすすぎ、水をきります。
水滴をふき取った後、半日ほど新聞紙の上で乾燥させてから元通りに取り付けます。

■フィルター掃除で解消しないときは?

・型式が古く、部材にゆるみが出てカタカタなる
・部材のすり減りや変形で振動が出ている
・部屋のひろさとエアコンの能力が見合っていない
部材のがたつきが耳障りな音を出すこともあり、ガタついている部分に処置ができればいいのですが、摩耗や変形であれば交換が必要です。
また、能力全開の運転をするときは、どうしても音が大きくなります。
部屋に見合った機種なのか確認し、物足りない場合は、入れ替え時には能力に余裕のある機種を選ぶようにします。
お掃除してもエアコンがうるさいなど不満が消えない場合には、すぐに来てくれる専門業者に相談しましょう。

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