給湯器が古いと事故が心配…

給湯器は、金属でできている部品が多く、サビや腐食で劣化し長く使っていると穴があいてしまうことがあります。唸るような音がして怖い、ガス代が高い気がする…と感じていませんか?給湯器の寿命を見極めるポイントを紹介しましょう。

■燃焼が不安定になっているサイン

・お湯の温度ムラが気になる
・エラーを起こして止まることが度々ある
・エラーサインは出ないけれど勝手に止まる
・排気口が黒ずんでいる
給湯器は、燃料を供給して燃やし、お湯を作る仕組みですから、燃焼が不安定だと感じた場合には、① ガス元栓、メーターランプチェック ②吸排気口が塞がっていないか を確かめた上で、症状が改善されないなら、給湯器本体に原因があるといえます。
取扱説明書を参考にして、チェックしても改善されない場合、深追いは禁物です。
メーカー側でも標準耐久年数を10年として給湯器を製造しています。
人間でも寿命がそれぞれであるように、10年間一度もトラブル無く済む場合もあれば、5年ほどで交換しなければならない部品が出て来る場合もあります。
年数にかかわらず気になる症状があれば点検を受ける必要があります。
何の問題も無く15年以上使っているケースもありますが、排気口の黒ずみや煙、臭いの異常を感じるようになったらキケンなサインです。

(参考)リンナイ公式サイト
http://www.rinnai.co.jp/safety/system/ground/warm/index.html

■エラー停止しなければ使える?

年数が経った古いガス給湯器でも、エラー停止さえしなければ、だましだまし使って良いのでは?と思われる人もいるでしょう。
倹約家なら、できるだけ修理や交換の時期を引き伸ばしたいと考えるでしょう。
しかし、安全装置の性能は良くなっていると言っても、100%の精度で安全を確保してくれるわけでは無く、誤差があります。
10年を越えて使っている給湯器なら、『エラー停止しなければ大丈夫』と考えるのは危ないです。
使用時間、連続使用時間にもよりますが、普段のお手入れに気を配っていても、10年を超えた頃から、金属部分の摩耗やサビ・腐食によって薄くなり、穴があくケースが出てきます。

■古くて心配なら定期点検

専門業者の点検を定期的に受け、少しでも破損箇所が出た場合には交換できるように考えておきましょう。
ネットで訪問依頼できる業者には、点検を無料で行っているところがあります。
良心的な業者なら無理な入れ替えを勧めることもありませんし、古くてキケンはないのかというところをしっかり見てくれます。
点検を受けていれば、部品の傷み具合から、換え時をアドバイスしてくれるでしょうし、恐る恐る使っているよりもすっきりしますね。
まずは、問い合わせをしてみましょう。

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