トイレや水回りが臭いときには?

下水臭い嫌なニオイが気になると、家にいるのが苦痛です。気まで滅入ってきますね。そうじや手入れの仕方だけでなく、配管の問題でニオイが発生していることもあります。トイレや水回りが臭いときの原因、自分でできる対策・方法を紹介しましょう。

■『トイレのアンモニア臭』がする場合

日常的な掃除をしていても、汚れが蓄積していくことがあります。
・尿石がたまっている
尿の中に含まれる成分が石灰化して、石のように固い物質になってこびりつき、黄ばみの原因になります。
石のように固まってしまうと通常のこすり洗いでは落ちにくくなります。
便器のふち、水のたまるところに汚れが蓄積されていくと、アンモニア臭がします。
・フタや壁の飛び散り汚れがたまっている
便器のこすり洗いと雑巾がけは、普段の掃除でも行っている方が多いですが、フタや壁への飛び散りを考えて拭き掃除をまめにしている方は少ないのではないでしょうか。
便器側面もクエン酸水などで拭き掃除しておくことが必要です。
水200CCに小さじ1のクエン酸を溶かしてクエン酸スプレーを作っておくと、アンモニア臭がしにくくなります。

■『下水のような臭い』がする場合

排水溝からニオイが上がらないように、トラップを設けた構造になっていますが、配管が古くなってくると中にたまった汚れが原因で、ドブくさい臭いがしてきます。
気圧や外気温の変化で臭気が上がってくる場合もあります。
重曹とクエン酸を使ったお掃除や、パイプスルーのような溶剤を使うと、配管の中の汚れがたまりにくくなるでしょう。
(※重曹とクエン酸を使う方法⇒お湯を初めに流してから、重曹を排水溝に振りかけ、続けてクエン酸を振りかけて発泡させ、1時間放置してお湯で流すというもの。)
配管のつまりを防ぐ溶剤を日常的に使っていても臭いがひどい場合には、業者に配管の点検をしてもらい、必要な処置を受けましょう。
洗面台やキッチンの排水ホースと排水菅の接続に問題があるケースもあります。

■ニオイ対策をしても解消しないときには…

ニオイ対策をしても解消しないときには、配管・設備の専門業者に点検してもらうのがいいでしょう。
排水管の接続方法が悪い場合や、設備の老朽化で汚れがたまっている、トラップが十分に働いていない場合には、専門業者の作業や、設備の入れ替えが必要になります。
お掃除を頑張っても臭いが気になる場合には、専門業者に問い合わせしてみましょう。
ネット受付をしている業者なら、気軽に問合せできます。

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