ハイブリット給湯器~都市ガス給湯からのリフォーム

ハイブリット給湯器は、高効率のガス給湯器、電気給湯器の合わせ技で、省エネで利用できるところが魅力です。リンナイの公式ページによると、63%給湯コストがダウンできるとしています。都市ガス給湯器からのリフォームはどうなのか気になりますね。

 

●給湯器の設置条件とは?

高効率の電気給湯器エコキュートでは、時間帯割引が受けられるスマートライフプランを使うことで、かなりお得になり、光熱費が抑えられます。
ただし、割引時間帯17.46円、それ以外の時間帯25.33円料金となっており、割引時間以外でたくさん電力を使うと、割安感が無くなってしまいます。
ハイブリットの場合、都市ガスを使った高効率給湯器でカバーでき、ランニングコストを最低に抑えられるのです。
設備の条件をまとめてみましょう。

<エコジョーズ>
狭いスペースに設置可能ですが、ガス配管が必須。

<エコキュート>
貯湯タンク、ヒートポンプユニットが必要。ランニングコストダウンにはスマートライフプランなど、割引プランへの加入が必須。
基礎コンクリートに、貯湯タンクを固定しなければならない。

<ハイブリット>
貯湯タンク、ヒートポンプユニットが必要ですが、エコキュートより小型で対応可能。電気+ガス配管が必要。

 

●ハイブリット給湯器設置の障害とは?

高効率を追求していて、ランニングコストが抑えられるハイブリット給湯器ですが、都市ガス使用からのリフォームでは…
・貯湯タンク設置のスペース確保
・貯湯タンク固定のためのコンクリート基礎の有無
・排水、ドレーン排水の経路確保
と言った点が問題になります。
高効率の給湯器を使うときには、ドレーン排水が発生します。
自然排水で難しい場合、浴槽の排水に合流させて利用しますが、この場合は排水機能にポンプが加えられた機種を選びます。
中には、基礎コンクリートがないなど、設置環境を整えられないケースがあります。
新築ならば全ての設備をハイブリット給湯器に合わせて導入できますが、リフォームの場合には、環境によって工事内容が大きく変わってきますから、見積もりを取るのが一番確実です。

 

●ハイブリットとエコジョーズ

ランニングコストの面から、第1希望がハイブリット給湯器だったけれども、条件を検討してみたらエコジョーズの方が、費用が安くなるというケースもあります。
見積もりを出してもらうと、設備投資にお金をかけるべきかどうか、判断の材料になるでしょう。
無料見積もりを行なってくれる業者に問い合わせして、参考にすると良いですね。

 

 

 

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