エコキュート~沸き増しは時間にご注意のワケ

エコキュートは電気代が安く済むと評判で、エネルギー効率が高いことで知られています。光熱費の節約を考える人やエコへの意識が高い人にとって、第1選択肢になることが多いですね。けれども使い方によっては不経済になってしまう場合があることも。エコキュートの賢い使い方のポイントを紹介しましょう。

 

●電力契約と高効率でお得になる

エコキュートの公式サイトには、電力の持つエネルギーの3倍以上のはたらきをする表示がされています。
それだけでも環境に優しいエコのイメージがありますし、お得な電力契約(東京電力のスマートライフプランなど)を使うことで、1kwhあたりの料金がやすくなることも手伝って、光熱費が抑えられます。
東京電力スマートプランでは、深夜1時から早朝6時の1kwhあたりの料金が17.46円、それ以外の時間帯は、25.33円になっています。(2017年12月調べ)
安い電気料金の時間帯に、たっぷりお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておき、魔法瓶のように温度を保っておくことで、光熱費を安くすることが出来ます。
ただし、安い料金時間帯とでは、およそ1.4倍の違いがありますから、時間帯によって電気料金が割高になってしまいます。
どんな運転のときに、大きな電力を使うのか知っておき、出来るだけ安い時間の運転でまかなえるようにするのが電気代を抑えるコツになります。
(参考)東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/smartlife/index-j.html

 

●沸き増しを減らすコツは?

大きな電力量を使う運転は、お湯を沸かす動作になります。
お湯をたくさん使うと、湯切れしないように、貯湯タンクのお湯を温めるシステムが稼働します。
一般家庭用では、概ね380リットルから450リットルほどのタンクを選ぶケースが多いですが、利用の仕方によってはお湯が足りなくなる場合があります。
オート運転にしている場合には、湯量が足りないと自動で沸き増し運転します。
オート運転をやめて、深夜から早朝で沸かしたお湯を利用するようにしましょう。
また、追い炊き機能を使うのも、安い電力時間外では、電気代が大きくなりがちです。

 

●エコキュートの最新エコモード

深夜から早朝の時間帯で湯沸かしした湯量で足りない場合には、タンクの容量を大きなものにした方が良いかもしれません。
また、型式の新しいものでは、エコ機能が良くなっていますから、一番料金を抑えられ、ストレスのない運転ができます。
電気代がかかると感じているのなら、入れ替えを検討してみると良いでしょう。
現在、ガス使用の場合には、エコジョーズでも十分、光熱費を抑える効果が得られますから、専門業者に見積もりを依頼すると良いですね。

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