バス乾燥機の電気代はどれくらい?

お風呂がかびにくくなる、お天気を気にせず洗濯できる…バス乾燥機があったら便利ですね。ところが、電気を使った発熱装置はどうしても消費電力が大きくなってしまうから、電気代が心配という方も多いのでは?バス乾燥機の電気代についてお話ししましょう。

■バス乾燥機の電気代はどれくらい?

代表機種のスペックを調べてみました。
<Panasonic FY-13UG6E>
・出力1.3KW
・洗濯乾燥 2kg 71円(2時間5分)
*ただし、エコモードの場合ヒーターのON/OFFで60%節電可能。7時間稼働で27円。

電気を使って乾燥するタイプは、ドライヤーのように電気で作り出した温風を循環させて乾燥します。
このため、乾燥時の消費電力量は、FY-13UG6Eの場合で、1250Wになります。
消費電力1250Wで2時間5分運転した場合には、
・1250W÷1000×2.08時間(2時間5分)×27円/kwh=70.2円
*電力単価27円/kwhとして計算

湿度の高いときや、洗濯物の厚みによっては1、2時間余分にかかることもありますから、カタログ上71円という数字は良心的かもしれません。
ちなみに1250Wで4時間運転すると、
・1250W÷1000×4×27円/kwh=135円

日常的な使用で、1回70円~135円くらいかかるといえます。
2~4時間を1ヶ月使った場合2100円~4050円ですが、平均的には3000円くらいのペースになるでしょう。

2時間使用を3日に1度(月10回ペース)の場合で、710円程度です。
便利ですが、毎日使うのは少しもったいない気がします。

■バス乾燥機の電気代節約法

・脱水を強めにかけ、風通しが良くなるように干し方を工夫する。
・浴室内に水滴を残したまま運転しない。
・浴槽はできるだけ空にして使う。
・フィルター掃除をマメにする
バス乾燥機に余分な仕事をさせないことが、電気代節約になります。
厚手のジーンズなどを干す場合には、ハンガーやピンチを使って、立体的に空間ができるようにして吊るすようにすると良いでしょう。
節約したいなら、できるだけ高出力で運転させる時間を短縮させる工夫が必要です。

■電気バス乾燥機のメリット・デメリット

・体操着が連日洗濯になり、寝る前に乾かしたい。
・花粉症シーズンは室内干し。
・浴室内がカラッとしてカビを防げる。
バス乾燥機はいざという時に便利ですが、電気バス乾燥機は、電気代がかさみがちです。
ランニングコストをガスのバス乾燥機と比べると、どうしても割高になってしまいます。
ただし、取り付け工事については、配管などの手間がガスよりもかからず、取り付けOKな条件が厳しくないので、導入コストも安くできます。
乾燥機があったら良いのにな…と考えたら、見積もりだけでも相談しやすい業者に問い合わせしてみましょう。

 

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