給湯器ならどっち? 電気とガスの違い

1日の疲れを、お風呂のリラックスタイムでいやすのが楽しみという方も多いもの。給湯器選びは暮らしの快適さに大きく影響しますね。電気とガスのどちらを選ぼうか迷ったときに役立つ、それぞれの特徴についてお話しましょう。

■電気給湯器は貯湯タンク設置が必要

大きな違いは、電気温水器やエコキュートは、貯湯タンクユニットが必要です。中に、370リットルから460リットルほどの水をためてお湯を沸かす仕組みですから、設置場所には基礎工事が必要な場合もあり、設置費用はガスより高額になります。大型冷蔵庫程度の大きさになります。ダイキン薄型タイプでは、奥行き43.8センチ、幅1メートル7.5センチ、高さ1メートル81.3センチ~2メートル17.3センチです。また、タンクにためて沸かすので、直接飲料に使うことが推奨されていません。

■オール電化はランニングコスト◎

電気給湯器やエコキュートは、時間帯割引やオール電化など、お得な電力契約ができるとガスよりも安い燃料費でお湯が使えます。もし、太陽光パネルを設置しているオール電化住宅なら、電気を活用したほうが断然お得です。デメリットとしては、タンクにためて沸かす構造上、湯切れを起こすと、数時間以上お湯が使えない場合があります。ただし、日中の電気料金は、お得な時間帯の倍くらいになりますから、たき増しが多いと、電気代がかさみます。

<電気にメリットが感じやすいケース>
・時間帯割引・オール電化などお得な電力契約をしている、する予定。
・予熱なしでちょこちょことお湯を使いたい。
・断水に備えてタンクがあると安心。

■ガスは湯切れの心配が無く出湯の圧力◎

ガス給湯器やエコジョーズでは、ランニングコストでは電気に負けますが、設備がシンプルで設置費用が安くなることが多いです。また、直接水道から給水して給湯しますから、飲用OK、湯切れの心配が無く、出湯圧力も高いまま使うことができます。シャワーの使い心地はガスのほうが良いかもしれませんね。

<ガスにメリットを感じやすいケース>
・取り付けコストを安く、限られたスペースに設置したい。
・お湯を調理にも利用したい。
・シャワーの圧を確保し、湯切れの不安なく使いたい。

■見積もりを取ってプロの意見を聞く

ざっくりと電気、ガスの違いを紹介してきましたが、実際の設置場所やそれぞれのご家庭の条件によって、感じられるメリットや予算が変わってきます。
プロの施工業者に見積もりを取ったうえで、検討するのがおすすめです。
インターネット受付で、“駆けつけ型サービス”を行っている、『技術が高く、点検・見積もり無料』のところにお願いすると良いでしょう。

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