給湯器が点滅!お湯が出ないのは故障?

「お湯がでないと思ったらリモコンパネルが点滅している!」ということがあります。給湯器が壊れたのかと焦ってしまいますね。点滅している給湯器に対してどんな対処をしたら良いのか、とりあえず自分で確認できるポイントを紹介しましょう。

■給湯器の点滅はどんなときに起こるの?

・水がきていない⇒断水。元栓が開いていない。凍結など。
・ガス(灯油)がきていない⇒安全装置が働いた、プロパンや灯油タンクが空になっている。
・停電から復帰した⇒初期設定を入力して復旧。予熱中に点滅しているだけの場合もある。
・給湯器のエラー⇒連続運転時間が長すぎた。追い焚きの空焚き。部品の故障。エラーコードが表示されている場合には、取扱説明書で確認して対処する。

予熱中の場合も給湯器が点滅しますが、この場合には、一定時間待つと運転できるようになり、お湯が出てきます。
5分ほど待ってもスタンバイ状態にならない時には、一度電源コンセントを抜くか、ブレーカーを切り、1分ほど待ってから電源をいれ、起動スイッチをいれます。
このとき、水やガス(灯油)の供給に問題ないかチェックしておきましょう。
ガスメーターの安全装置が働いて勝手に供給が止まったり、落雷や停電で電子基盤のエラーを起こしたりする場合もあり、元栓チェック、電源の入り切りで復旧できるケースが多いです。

■エラーコードが出ている時

リモコンパネルに数字やアルファベットが表示されるタイプの給湯器では、スイッチ部や表示部が点滅して、エラーの種類を知らせてくれます。
機種やメーカーによってエラーコードが違う場合もあるので、手持ちの取扱説明書を確認するのが一番確実です。
共通で使われているエラーコードを紹介しましょう。
・111・112
⇒点火不良。ガスの制御、点火装置の故障の可能性⇒点検・修理依頼。
・121・122
⇒立ち消え安全装置作動。ガスはきているが安定した燃焼が出来ない。⇒点検・修理依頼。
・140
⇒熱交換器故障、ヒューズ、電子基板故障。⇒点検・修理依頼。

■ガス給湯器のエラー表示にご注意

元栓、安全装置の確認をしても復旧しない場合や、紹介したエラー表示が出ている場合には、迷わず業者に点検・修理の依頼をしましょう。
エラーコードの意味がわからない場合には、それぞれのメーカーホームページから探すことが出来ますが、不安な場合には、駆けつけ型のサービスを行っている、フットワークの軽い業者に連絡してみましょう。
点検だけなら無料、型式など難しいことは、スマホ画像で確認してくれるという業者なら、お願いしやすいですね。

 

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る